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女装娘のためのランジェリーにチャック増設入門

手芸に関する記事になりますの。

手芸に慣れ親しんでおきますと補修が出来たり、お気に入りを手直ししてさらに愛着を深めることができますわ。

今回はチャックの増設になります。買ったばかりの下着にいきなりカッターを入れるのはなかなかに度胸がいったのですが、思いのほかすんなりとできましたのでホキホク、ご紹介いたしますわよ。

ちなみにこの度の作業で素晴らしい増設工事を終えたランジェリーは次になりましてよ。

用意

まず、使用したチャックはお古のジーパンの前面から外しておいたものですの。金属製の丈夫なものでローライズでしたのでチャックも短めでした。

それでも下着に乗せてみますとやや長いと感じましたが、よく弛みを伸ばしていくと丁度ぴったりの長さでしたの。

また金属は下着には適さないとも考えましたが、下着のサポート力がとっても強かったので丈夫な金属製で大正解でしたわ。

女装娘体操ネタ
作業中はBGMをかけたり鼻歌をしませう

少数民族の女性たちがひとところに集まって民謡を歌いながら見事な刺繍を織り上げている、そんな映像を目にしたことありませんこと。

裁縫作業をしている間はテンションの上がる音楽をかけて、鼻歌をしますと手先に集中し過ぎて体が強張らることを防げると思いますわ。

ちなみに私の母も裁縫が趣味でバザーに出品してますの。裁縫は母にとって大きな喜びですが身体を痛めながらはいただけませんわねぇ。女装娘体操的には正しいことではありませんの。

増設開始

まずは増設位置に切り込みを入れますの。

今回はちょうどお尻のくる位置にチャックを増設しますわ。え、そんなものを何に使うかって?そこはご想像にお任せしますわ、オホホ。

  1. チャコペンであたりをいれる、買ったばかりの衣装ですので前後左右裏表を間違えないよう念入りに確認を怠りなきよう
  2. 切りやすいように透明のセロハンテープを貼っておく
  3. 定規とカッターで真っ直ぐに切り込みを入れる、カッターは刃先を新しくしておく

続いて切れ目がほつれていかないように折り返しますわ。といってもしっかりした生地で切れ目から解けていくことはなかったですわ。

先ほどのセロハンテープを剥がして、続いてしつけ用の細い両面テープを貼って折り返しますの。今回の両面テープはクラフト用の 5mm 幅のものになりますわ。ナイロン生地にもしっかり接着しましたの。


折り返しが済みますと丁度チャックの幅分の隙間ができますわ。ここにチャックを裏からあててまずは待ち針で仮押さえをしますの。

皴のできないように引っ張りながらしつけていきますわ。

いよいよ最後の工程、チャックと下着をグルッと縫い合わせていきますの。

この工程が難儀しまして、縫い針を通す度に先ほどの両面テープが絡みついてベトベトになりましたの。これをシール剥がしで拭いながら縫っていきましたわ。もし次がありましたら両面テープを減らすことができないか検討しますの。

チャック増設スキルを獲得した!

撮影をしつつ3時間程度で終えることができて満足していますわ。その後強度に問題も無さそうでしたの。

スクール水着など他にもチャックをつけるとナニかと便利そうな衣装がありますし、ネット通販をサーフィンする際にチャック増設派視点で眺めてみると面白いアイテムが見つかるかもしれませんわ。

ではではお嬢様方のご参考になりましたら幸いですの。はてさて貴方は社会の窓をどちらに増設されまして?なんちって。